艇の運び方

トップページに戻る

項番号、2の8。 タイトルは、「艇の運び方」。 時間は約2分です。 二千十四年二月四日に更新しました。
1。運びかたの基本。
ボートは長くてリガーが張り出しているので、まわりの人や物に当たらないよう、注意して声をかけながら運びます。 また、上下の振動をできるだけ少なくして運びます。艇を差し上げたり,回わす(裏にしたり表にしたりする)ときは、声をかけてタイミングを合わせます。 合わせないと、ボートが傾き地面に接触します。
ダブルスカルは、ボートの端ではなく、端から2メートルあたりを持って運びます。
ダブルスカルは、前後デッキの中央〜中寄りで持ちましょう。
シングルスカルは、デッキを下にシートを頭に載せるか、横にしてガンネルを肩に載せて運びます。 ハルを下にして肩にかつぐのは、ハルを傷めやすいので、細心の注意が必要です。 慣れないうちは、ふたりで両端から1メートルから2メートルほど内側を持つか、補助をつけて運びます。
パラロウイング用のフォアを運ぶときは,コックスが適切に誘導すれば、どのポジションでもかまわないでしょう。 安全のために、視覚障害のある漕手をミドルポジションに置くこともあります。 体格差に配慮して、身長順に並ぶとか、体力差に応じてバランスをとることも大切です。

2。舵手は艇全体を見渡せる位置で、声だけで。
コックスはボートから少し離れて、常に全体を見ることのできる位置に立って、大きな声で漕手に指示を出してボートを運びます。 もし、コックスの声がよく聴こえないときは、「聴こえない!」ということを知らせましょう。

以上で,「艇の運搬」の説明を終わります。