ストレッチャー

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項番号2の4。 タイトルは「ストレッチャー」です。 時間は約3分です。 二千十四年二月一日改訂。
1。概要。
足を固定する部分を、ストレッチャーといいます。 板の部分をストレッチャーボード、靴の部分をストレッチャーシューズ、または単にシューズといいます。 ボードは、前後位置、傾斜角度などを調整できます。 シューズは、高さが調整できます。

2。チェックポイント。
その1、正しい位置にしっかり固定されていますか?。
ストレッチャーにはたくさんのネジがあります。 各部分が正しい位置に、しっかり固定されていることを確認します。 ボードの左右のネジの前後位置がずれていないか、またボードが左右にずれていないかが重要です。 ボード自体がぐらつく場合は、ボードの左右と中央下部の3カ所のネジを確認しましょう。 シューズは、ボードに直接とりつけられているか、またはプレートをはさんでとりつけられています。 ぐらつく場合は、ネジがゆるんでいます。 左右のシューズの高さがずれていることもよくあります。 しかし、ネジの締めつけすぎも禁物です。 プライヤーをねかせて蝶ネジをはさみ、ぎゅうぎゅう締めつけてはいけません。 固定金具をいためてしまいます。
チェックポイントその2。
シューズの安全対策、すぐ脱げるようになっていますか?。 シューズは、転覆の際にすぐに脱げるようにしておかなければなりません。 くつ紐を締めすぎないことが大切です。 またコウの部分がマジックテープになっていて、簡単に靴が脱げるように工夫されているものが良いでしょう。 また同じ目的で、かかとが上がらないよう、ヒールストラップ、かかと紐、がついているはずです。 この紐は規則でも定められており、必ずつけていなくてはなりません。 また、長さを正しく調整しておきましょう。かかとの上昇を7センチ以下に抑える構造でなければなりません。
チェックポイントその3、衛生管理。
シューズが不衛生にならないよう注意しましょう。 乗艇の後水洗いし、濡れたシューズはよく乾燥させましょう。 特に、ボートを複数のクルーで共用する場合は、水虫などが感染しないよう、ジョキン、ショウシュウ対策を施しましょう。 シューズを個人で管理し、乗艇ごとにとりかえれば理想的です。

以上で、「ストレッチャー」の説明を終わります.