レール

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項番号2の2。 タイトルは「レール」です. 時間は約2分,
1。 デッキとレール。
漕手が乗るスペースを、コックピットといい、デッキパネルと呼ぶ平らな床にレールがとりつけられ、その上にスライディングシートという座席が乗っています。 レールは、ネジで固定され、前後に調整できます。 レールは前,つまりシューズのある側,に向かってわずかに傾斜していて、これを「レールテーパ」と呼びます。 ボートに乗るときは、レールの上や、ステッププレートだけを踏みます。 デッキパネルや,はりは、弱いところがあるので注意します。 バランスを崩さないように、ボートの中心近くを踏むようにします。 岸側に傾いてオールが桟橋に当たるのを防ぐために、どちらかといえば沖側に体重をかけることもあります。 ナックルフォアの場合も同様に、船底を踏まないように注意してください。 キールライン(竜骨)は踏んでも大丈夫ですが、踏みはずさないようにしましょう。
  2。取扱と日常整備。
レールの状態を確認しましょう。 ネジが緩んで前後にすべることがありませんか? 左右のレールの前端がそろっていますか? 左右のレール位置が違うと、前に出しすぎたレールが無駄であるばかりでなく、フロントストップにホイールが当たったときシートを回転させ、脱線の原因になります。 レールの溝はきれいにクリーニングされていますか? 乗艇後、ボートを洗った後は、レールをウェスなどで拭き、シリコンスプレーなどを吹いておきます。 アルミレールをステンレスボルトで固定するタイプは、海水ではレールが腐食しやすいので、乗った後はよく洗い、またよく拭いて乾燥させることが大切です。定期的な分解,クリーニングも大切です。
以上で,「レール」を,終わります。