一艇ありて一人なし (Ittei-arite-ichinin-nashi)

EncycROWpedia OZAWA ROWING
[格言] ボート競技の団体精神の極みを象徴する言葉としてよく用いられる. クルーのユニフォーミティ:どんなに苦しくても動作を一つにすること,心を一つにすること,チームロウイングでは一人のエリートやヒーローを必要とせず,また求めず,チームとして行動する精神・姿勢を象徴する. 東北大学漕艇部百年史」(p52)によれば,1927(昭和2)年,図南会会報第6号にすでにこの言葉が(現在使われている意味で)用いられている.
その後,松島湾遭難(1934.12.28)の弔辞で,の引用があり,後に「発見された艇に一人の姿もなかった」ことのように伝わったようだ(「改訂新版ボート百年」p157「一艇ありて一人なし」) (2015.8.30)]
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