コックス,コクスン (cox, coxswain)

EncycROWpedia OZAWA ROWING
コックス(舵手)は,舵手つき艇で舵をとり漕手に指示を出す人.正式にはコクスン(coxswain)といい,舵手がその役割を果たすことは,coxingと表現される.
コックスの語源は,雄鶏(コックcock)という単語が小型のボートを表す言葉であり,「swain」が,「田舎の若者,伊達男,(男の)恋人,求婚者」などを意味し(うむむ,あまり良い感触ではないな…),cock swain (小さな船の伊達男?)から,cockswain,coxswainとなったということだ(参考:海の昔話/日本海事広報協会,他).
ところで,日本では,クルー=漕手+舵手という感覚がなお強いと思うが(実情はともかく,理念として?),英文を訳していると,例えば,the crew and cox …といった表現に出会うことがあり,ん?これって,クルー=漕手(だけ)?とちょっと,コックスの立場がのけ者?と感じることもある….しかし考えてみれば,コックス=艇長で,乗組員=漕ぎ手,で,これはこれで間違っていない表現なのかもしれない.(例えば大型船の船長と乗組員;"the captain and his crew in that sihp"という具合に.表現と定義はともかく,漕手も舵手も連携をとることが不可欠であることは,いうまでもない.(2007.2.22)
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